
今回の記事は、セルフお灸を体験した
ライターのふなみちさんに執筆してもらいました!
早速、ふなみちさんの記事を読んでみよう♪
「お灸」のイメージ
多くの人は「お灸」と聞くとどのようなイメージを持つでしょうか?「熱いもの」「肌を火傷させて治療するもの」そのようなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
筆者自身も「お灸」という単語を聞いた時「アレですよね、火をつけて焼く熱い治療のものですよね?」という認識でした。ですが実際にお灸について初心者ながらに調べてみるとビックリ。お灸にもいろいろな種類があります。今回はそんな「お灸」の世界について少し紹介させていただきます。
「お灸」とは?
お灸は東洋医学の一種です(東洋医学とはざっくり言うとお薬や手術などでピンポイントに病気や怪我に対して治療を試みるのではなく、病気や怪我の原因を考えて体の”全体のバランス”を整えて治療を試みる医療です)。お灸はよもぎの葉の裏の綿毛を集めて作る「もぐさ」を体のエネルギーの通路である経絡(けいらく)の上にある経穴(けいけつ)、いわゆる「ツボ」で燃やして温熱刺激を与え、体調を整える治療方法です。一昔前までは意図的に体に火傷を作って免疫機能を活性化させる有痕灸(ゆうこんきゅう)が主流だったようですが、現在では火傷を作ることなく心地よい温熱で治療を行う無痕灸(むこんきゅう)が主流になっており安心して使いやすいお灸が増えています。
なぜ「温める」のか?
お灸でツボを「温める」ということにはどのような効果があるのでしょうか。逆に体が冷えていると体にどんな不調が起こるのでしょうか。
人間の体は自ら「熱」を作ることによって健康を保っています。冷えは体が「熱」を作ることができずにいる状態を指します。
冷えが積み重なると肩こり、腰痛、関節痛、生理痛の悪化など様々な体の不調が起こります。
これは人間の体が持っている自然治癒力が低下している状態です。お灸による治療は温熱で体のツボを温めることによって血行を良くし、自然治癒力を高めることを目的としています。
体を温めて健康を手に!
体の不調がある時に、お薬を飲む方法はシンプルで効果が出るのも速く、お手軽な手段です。ですが中には慢性的な症状に悩まされているものだったり、この先もずっとお薬を飲むしか対処方法がないものか、と思うこともあるかもしれません。
そんな時に「お灸」は体調の問題を解決する1つの選択肢になります。現在主流の無痕灸のお灸も最近ではドラッグストアで手に入れることができるようになっています。
「冷え」は万病のもとになります。
「ちょっと体の調子が悪いな・・・」
「慢性的な頭痛、肩こりなどが苦しいな・・・」
そのように感じたら1度お灸を試してみませんか?あなたの健康の悩みに寄り添う優しい治療です。
お灸ガールちぐさからひとこと
ふなみちさん、お灸体験ありがとうございます。そして何より、こんなに素敵な文章でお灸を語ってくれて本当に嬉しいです。
最後の一文にもあるように優しい治療だと私も思います。ほっこりと何か包まれる感じ。ぜひ、皆さんに読んで、体験しお灸を健康の柱のひとつにしてほしい!
今回はライターとして活躍中のふなみちさんに実際にお灸を体験してもらいました。ふなみちさんのTwitterもぜひチェックしてね。
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