いま、お灸セルフケアが重要視されている理由|お灸セルフケアブーム

お灸でセルフケア

今回は、お灸セルフケアがこんなに注目されているワケを詳しくご紹介します。どうして、お灸なの?本当にカンタンなの?特別な知識は必要?その疑問を現役鍼灸師がバッチリ解決します。まだまだ、用心しながら過ごすこの時期。そのなかでもご自宅でカンタンできる!カラダとこころケアの話です。

お灸セルフケアについて

結論からお伝えすると、お灸セルフケアは、本当にご自宅でカンタンにできます。火をつけるライターの準備は必要ですが、お灸に火をつけるだけで、そんなにすぐ消耗しませんのでご安心ください。

もちろん注意点もあります。

  • やけど
  • お灸をしているとき、お灸のあとはしっかりと換気
  • お灸後はしっかりと消火を確認

安全対策をしっかりと行えば、怖がる必要はありません。

外出するのも、いつも通りに家にこもっているのも、そろそろ疲れませんか。自宅で新しく”お灸セルフケア”に挑戦するのも選択肢のひとつ。

新しい健康習慣が、自宅でできて、手軽に、さらに健康になるっていいことづくしですね。

どうしていま、お灸なの?

お灸に「古い」というイメージを持たれる方はたくさんいます。しかし、現在、お灸は海外でも必要とされる存在。たしかに古くからあるお灸ですが、「現代にお灸が残っている」そのことがお灸の効果の強さを表します。気軽な外出が難しく、自律神経も乱れ、免疫力の低下が心配なこの時期だからこそお灸は必要。

お灸セルフケアの効果とは?

お灸セルフケアの効果を具体的にご紹介します。

自律神経を整えるお灸

これはカラダのONとOFFのスイッチの切り替えがうまくいかない状況のこと。お灸はこのスイッチの切り替えがうまくいくように作用します。

免疫力をあげるお灸

これはお灸の成分が大きく関わってきます。難しくツボの位置を考えなくても、冷えが気になる手や足にお灸をするだけで免疫力を上げてくれます。

こころを整えるお灸

みなさんは、お灸の香りを嗅いだことはありますか。または昔嗅いだあの香りを思い出せますか。優しいあの香りは疲れたこころを癒し、整えます。香りを嗅ぐと、香り成分が、嗅細胞を刺激し、嗅神経となって大脳の嗅球に投射、さらに前頭葉や大脳辺縁系に送られます(ざっくりとした表現ですが、香りを嗅ぐだけ、脳全体にいきわたるというイメージです)

なかにはあの香りが嫌いだとおっしゃる方もいます。ご安心ください、いまはいろんなメーカーさんが工夫して、アロマの香り、ピーチやりんごの香り、煙の出ないタイプもあります。さらにこころを整えるツボもあるので、香りが苦手という方もツボ押しなどで活用を。

余談ですが、私自身、何度お灸に助けられたことか、もう数え切れません。見えない痛み・辛さの緩和にお灸は最適です(例えば、神経痛、生理痛、PMS対策、ストレス緩和)

特別な知識は必要?

特別な知識は必要ありません。

香りを嗅ぐだけでも癒し効果はあります。また、ツボの位置や名前を正確に覚える必要はありません。このサイトにもツボの位置や名前、効果や由来などたくさんの掲載していますので、いつでも遊びに来てください。

まとめ

以上、現役鍼灸師がいま、お灸セルフケアが重要視されている理由をお伝えしました。みなさんの生活の助けになれば本当に嬉しいです。良かったらInstagramも見てね(笑)

 

 

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