わかっているけど寒い。寒いと言っても寒い!静電気もストレス、気分は落ち込むし、同期の子の「クリスマスはどうするの?」っていう質問にも疲れるわ。そんなメンタル疲れのかた、いませんか。ぜひ、この記事を読んでこころを温めましょう♪お灸してほしいツボ、おすすめの飲み物から注意したい点をアラサー鍼灸師がご紹介します。
陰が強くなるとき
いきなり怪しい見出しですが、東洋医学では冬の時期は陰が強いと考えられています。ちょっとしたことをストレスに感じたり、ネガティブなイメージを抱きやすい時期です。外からの刺激に対してアンテナの感度が高いかなというイメージを持つと安心できます。少し視点を変えてみると、陰がないと陽もない。陽を感じるためにも、陰は陰で必要なものです。
陰を補う必要がある
またまた怪しい見出しですが、陰を補う必要があるというのは、日常生活でも行っています。睡眠です。活動時は陽の力で動き、睡眠で陰を補う。そして補った陰を、陽に変換してエネルギーにする。クマさんが食料を蓄え、冬眠して春に備えるようにこの時期にパワーを補うことが大切。もちろん、私たちはクマさんのように眠っていては生活費は稼げないので冬を楽しみ、春に備える生活の工夫が必要です。もちろん思い切って1日の活動量を減らすのも良い選択肢です。私も場合、夏の時期の朝活時間は1時間以上取りますが、冬場は15分から30分に減らし、睡眠時間にあてます。
お灸のススメ
冬のストレス、メンタル疲れにおすすめしたいのがお灸です。冷えるカラダとこころにお灸の温かさを染み込みます。(おでんみたいに)もちろんツボ押しでも問題なし。やりやすいもの、始めやすい習慣から取り入れてみましょう。
【ツボ】ストレス・イライラに
ベットからでるのがストレス、不意打ちの静電気にイライラの方はぜひ大敦(だいとん)にお灸をしてみてください。またツボ押しにもおすすめです。
【ツボ】メンタル疲れ
なぜか寂しさを感じたり、周りは幸せに見えてしょうがない方、外が暗くて気分が落ち込む方はどうぞ、神門(しんもん)をお試しください。なぜか便秘にも効くと鍼灸師界では話題性が強いツボです。
おすすめの飲み物
白湯(さゆ)
手軽に習慣付けたいアイテムとして白湯を飲むことをおすすめします。常温って、カラダにとって冷たいかも。まずはひとくち、またはコップ半分などからスタート。お腹がポコポコ話しかけてきますよ。
ずぼらな私は白湯の作り方は、ポットのお湯や、お鍋で沸かしたお湯と常温のお水と混ぜることでカンタンに飲みやすい温度の白湯を楽しんでいます。こだわりたい方は、土鍋でお湯を沸かしたり、温度計でお湯の温度を測り自分の適温を探してみてください。
ココア
薬膳ではココアに強心(きょしん)作用があると考えられています。こころを強くする文字通りですね。気を付けたいポイントは、飲みすぎないという点です。なんでもそうですが自分にあった適量を知ることが大切です。いくら手軽に飲めるからといって、ココアや白湯だけですべての悩みが解決するわけではありません。あくまで方法のひとつです。
まとめ
以上、アラサー鍼灸師がちょっと怪しいフレーズ「陰」についてお伝えしたり、冬のストレス、メンタル疲れにお灸のおすすめ、手軽に楽しめる飲み物をご紹介しました。
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