今回は私、アラサー鍼灸師の実際に行っている、PMSとの戦い・対策のご紹介です。月の約半分がホルモンの乱れに翻弄している私たち、誰かの励みになればと思い書きました!今回の生理予定日は、2020年12月26日(土)。そこで5日前の12月21日(月)からのセルフケアでお灸を行い、まとめてご報告。悩めるPMS女子たちに自分でお灸ケアという選択を身近に感じてほしい。そう想った書きました。※お灸にまだ慣れていない方が、連続して毎日お灸をするのはおすすめしません。通常は1回お灸をしたら、2~3日にあいだを開けることをおすすめしています。合わせ読んでほしいこちらの記事→【月経前症候群】PMSよ、さようなら|お灸でお手あてセルフケア
私のPMS症状
私は、お灸でセルフケアを始めて、もう4年。ある程度PMSとの戦い方も心構えたつもりでいますが、ケア不足やストレス過多になると大なり小なり症状はあります。症状が出ても落ち着いて、対処方法を探します(いや、落ち着くためにお灸しているのかも!)
主な症状
- 眠気
- イライラ
- マイナス感情
- むくみ
- 過食
1日目:12月21日(月)冬至
気分:重い。実は前日の20日(日)から過食の症状が出ている。過食の次の日のカラダの重さに加え、気分が重い。
お灸した場所:三陰交。本当はもっとやりたかったけど、疲れ過ぎてて三陰交に1壮だけ。あまり熱は感じなかった。
食事:昨日の食事(チップス袋食い)を反省して今日は昼・夜の2食にセーブ。
2日目:12月22日(火)
気分:憂うつ。頭がのぼせている。
ポイント!頭がのぼせているときは(頭に熱がこもっている)、足にお灸するのがおすすめです。頭に溜まっている熱を足にお灸することで、熱を下にさげるイメージです。
お灸した場所:三陰交(各2壮)。20日(日)に食べたチップス分のざんげに地機・ちき(各2壮)にもお灸する。
食事:今日も過食傾向、昼(具だくさんスープ)と夜(昼の残りのスープと鮭を焼きました)しっかりと食べて気を紛らわす。間食しなかったらちょっとえらいぞ。私。
3日目:12月23日(水)
気分:スーパーのクリスマスソングとケーキについつい目が…(笑)そこそろ血海にお灸を始めよう。
お灸した場所:いつもの三陰交(各2壮)と血海(各2壮)
血海は太もものやや内側にあります。内側は熱を早く感じます。やけどには十分に気をつけましょう。イメージとしては日頃、陽に当たらない箇所、お洋服に守られているお腹や腕・太ももの内側などは熱を早く感じます。
食事:残り物の昨日のスープに白菜を追加して夜1食。
4日目:12月24日(木)
気分:クリスマスイブ!!足のむくみが出てきた。いよいよな感じ。今日はからお腹に使い捨てカイロを貼り「冷え」に厳重な対策を行う。
お灸した場所:三陰交(各2壮)、地機(各1壮)、血海(各2壮)。
血海は、血の海と書きます。生理のトラブルとしておすすめのツボですが、生理中に血海にお灸をすると生理の量が増えます。貧血気味の方の使用は注意が必要です。
食事:昼に頂きもののケーキ、夕飯のご飯、お味噌汁、メインはチキン。
5日目:12月25日(金)
気分:目覚めは最高!友人から結婚しますとLINEがきてた!おめでとう!一気に目が覚めたよ。そして嬉しい。今年はみんな頑張ったよ。本当に。あっ、今日もお腹にカイロ貼ってます。
お灸した場所:三陰交(各2壮)、地機(各2壮)
食事:2日連続ケーキをいただきました。この時期ならでは。夕飯はご飯、お味噌汁、野菜炒め、昨日の残り物のキチン。
答え合わせの生理予定日:12月26日(土)
気分:朝から生理。うん。答え合わせとしては予定通りです。引き続き、カイロをお腹に貼ってすごします。生理2日目まではカイロを貼っています。
温めると眠くなるから、温めたくないかたへ
生理痛の緩和にカイロや湯たんぽの活用をおすすめしますが、「仕事中に眠たくなるから、温めたくない」とよく耳にします。でもね。痛みをガマンするほうが脳にとってはとても辛いことなの。お昼時間だけでもお腹や腰を温めて仮眠をとってくれるとありがたいです。
お灸した場所:三陰交(各2壮)・疲労により撮影は断念
食事:夕飯がスーパーで半額になっているお刺身の盛り合わせでした。本来ならまだ”生もの”は避けたいが、今回はクリスマスシーズンともあり、色々と敵が多いです。
まとめ
以上、生理前の5日間、実際に行ったPMS対策をお伝えしました!今月の私の結果は「良75点」です。理由は甘いものシーズンにもかかわらず食べる量を管理できたと思うからです。みなさんは何点でしたか。食事の内容を書き出すことで、我が家は残り物のが多い点とスーパーの半額商品に目がないことが分かったので、ちょっと恥ずかしい反面。賢い買い物だろ。と思っている私がいます(笑)
食事の量や回数は本当に人それぞれなので、あくまでもこんな人がいるんだな。と思う程度に。人によっては食事をセーブすると低血糖や貧血のおそれがあります。食べることへのガマンがストレスになります。生理前の感情・食事をコントロールすることは難しいので、「コントロール不可」を頭に入れて置き、時間をかけて自分と向き合う必要があります。また、食べ物ばかりを気にしても、飲み物には、すごくお砂糖が入っている。という状況は避けたいです。飲み物をお水か、お茶などに変えてみるなど方法はあります。伝えたいことは、生理の悩みをひとりで抱えたり、痛みに耐えたりするのではなく、病院を受診したり、自分でも知識をつけて工夫、自分のカラダを知る(学ぶ)ことを大切にしてほしい。
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