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お灸でお手あてQ&A|よくある質問大公開

お灸でセルフケア

自分で考えてお灸する。それはあなたが自分の身体のために選んだ最高のお手あて・セルフケアです。未来の自分のための、いまのこのお灸時間を大切にしてほしい。そこで現役鍼灸師が実際によく患者様に聞かれることをまとめました。

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お灸とは

お灸の主成分はよもぎです。よもぎをたくさんの工程で精製し、小さくして選び抜かれた戦士をもぐさ(艾)にし、お灸になります。

お灸の効果

温熱刺激が身体を温めて血行をよくし、凝りや冷え性にとても相性が良いです。また独特の香り成分「チネオール」がリラックス効果を高めます。嗅覚は直接脳に作用するので、「なかなかリラックスできないわ」というかたにも試してほしいです。香りを言葉にすると昔なつかしいおばあちゃんのお家のようなやさしい香りです。最近では、メーカーさんの努力が凄まじく、お灸の香りの種類も増えました。

お灸の注意事項

  • 顔や傷口、粘膜が薄い箇所へのお灸はお止めください。
  • 子どもへのお灸はお近く鍼灸師にご相談ください。また、誤飲を避けるためにもお子様の手の届かないところで管理してください。
  • 妊娠中のかたは妊娠周期に応じて避けるがツボがあります。かかりつけ医、お近くの鍼灸師にご相談ください。
  • お灸はやけどする可能性があります。糖尿病のかた、血液をサラサラにするお薬を飲んでいるかたはかかりつけ医、お近くの鍼灸師にご相談ください。やけどした場合、傷ぐちが治りにくい、出血が止まらない場合もあります。
  • 喘息をお持ちのかた:お灸は煙がでます。スモークレスタイプのお灸もございますが、喘息の軽度やその日のご自身の体調をみながら対応する必要があります。お灸の真上に顔を近づけない・換気の際の風向きなども重要になります。
  • 極端に疲れているときはお灸は避けましょう。「灸あたり」といって倦怠感が現れることがあります。
  • ライターでお洋服や髪の毛(特に前髪)を焼けないよう腕を伸ばして火をつけたり、予め火の量を最小限に設定するのもおすすめです。
  • お灸時間はしっかりと換気をお願いします。また、お灸後はしっかりとお水で消火をして、目で確認してください。不安な場合は、キッチンのシンク内で水を張った器に数時間つけておくなどしましょう。使用済みお灸は、一般的に「燃えるゴミ」で問題ありません。

お灸の頻度

毎日お灸を据えるより、2~3日あけたほうがお灸の効果を感じやすいと思います。また、間隔をあけることでやけどのリスクも減ります。ただ、個人的には生理前の3日間は毎日お灸をしています。もちろん個人差がありますので、お近くの鍼灸師にご相談ください。

ツボの場所、お灸するところ

ツボはたくさんあります。このサイトではより安全にお灸を楽しんでもらえるよう、手や足、腕などを選んでいます。また無理な姿勢でのお灸は避けてください。例えば、ご自身の目が行き届かない「背中」などにはお灸しないでください。とっさの時にやけどをしたりする可能性があります。手足のツボなどは両方にありますが、気になるところのひとつだけにお灸をしても、左右2つにお灸をしても問題はありません。ツボに限らず、ご自身で気になるところにお灸を行ってください。例えば、冷えの症状がある、優しく押して皮膚がかたいところなどです。

よもぎアレルギー

よもぎアレルギーのかた、本当にごめんなさい。お灸にはよもぎが含まれます。そのため、ホットタオル・使い捨てカイロ・湯たんぽ・ネックウォーマー、レッグウォーマーなど身体を温めてケアする方法をご検討ください。

お灸の副作用

  • 灸あたり
  • やけど

お灸をすると「灸あたり」といって、倦怠感がでることがあります。血行が良くなり身体がびっくりしている状態です。早くて仮眠を取るとすぐに良くなるかたもいれば、2-3日ほど体調に違和感を感じるかたもいます。個人差もあり、具体的に何壮のお灸で灸あたりがでるかは、はっきりと言えません。灸あたりの症状がでたら安静にすることをお勧めしています。またやけどの可能性もあります。お灸が熱いと感じる前にしっかりと身体からお灸を取ること、最初からたくさんお灸をしないことがやけど対策です。また、熱いと感じなくてもかゆくなったり、皮膚が少し赤くなったらお灸は取り外しましょう。

まとめ

注意事項をよく読んで、ぜひ「お灸がある生活」を楽しんでほしいです。20代に置いてきたちょっとした疲れ、いま放っておいた疲れもこれを機に一緒にお灸で癒しましょう。

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