冷え・血行不良。どれも聞いたことがあるフレーズですが、どうして「冷え」・「血行不良」がカラダに良くないのか、ご存知でしょうか。今回は「冷え」・「血行不良」がカラダに与える影響を現役鍼灸師がしっかりと解説。また、わたし・お灸ガールの実際に取り入れている冷え対策も一緒にお伝えします。
冷え・血行不良が女性に多い理由
一般的に女性は、男性に比べて筋肉量が少なく、脂肪が多いと考えられています。「脂肪が多い」と聞くと、不快に感じるかもしれませんが、例えば胸部を男性と比較してみると、脂肪が多くてもいいかな?って思いませんか(笑)
冷え・血行不良がカラダに与える影響
- カラダの温度が下がると免疫力も下がる
(逆に考えると、カラダを温めることで免疫力もあがります!) - 冷えは痛みの原因のひとつになる
(例:生理痛、古傷、神経痛、手術あとの痛みなど) - 血行不良は東洋医学では滞り(とどこお・り)を意味する
(いわゆる詰まっている状況です。)
冷え・血行不良対策
お灸ガールの実際に取り入れている冷え・血行不良対策です。
筋力アップ
激しい運動を好まない私は、もっぱらお家でできるストレッチや散歩を楽しんでいます。
また、呼吸を意識するだけでもたくさんの筋肉を動かすことになるので、ぜひ、腹式呼吸に挑戦してみてください♪
お灸
やはり身近にありすぎでついつい手が伸びます。職業病のようなものでしょうか。
白湯(さゆ)
とくに冬は常温の飲み物も避けます。理由は、私たちにとっては「常温」でも内臓にとっては、「冷たい」と感じるから。内臓は一生懸命に、熱をつくり、カラダの免疫機能を守ってくれます。そんな頑張り屋のカラダに寄り添うためにも白湯を飲んでいます。
散寒(さんかん)の食べ物・飲み物をとり入れる
薬膳ではカラダを温め、寒いさを取り除く効果が期待できる食べ物を散寒(さんかん)といいます。
字のごとく「寒さが散らばる」(‘ω’)ノありがたいですよね。
具体的にはショウガやねぎ、コショウ。料理に取り入れるとなると、ついつい難しく考えがちですが、いつものお味噌汁にねぎを加えたり、スープにコショウを入れたり。無理なく楽しんでいます。
まとめ
以上、現役鍼灸師が「冷え」・「血行不良」がカラダに良くない理由と、実際に私が取り入れている冷え・血行不良対策をお伝えしました。どれかひとつ取り入れてもらえたら嬉しいです。
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