確実にやばかった。甘いものがやめられない|カラダに起きる異変

女性のストレスケア

以前、stand.fmで甘いものがやめられなかった過去を語りました。いま考えると本当に異常。お灸ガールの甘いもの漬け→回復→失敗→回復の流れを赤裸々、告白します。カラダに出る異常。自己嫌悪。やめたいのにやめられないこころの症状。ひとりで悩んでいるあなたのちからになりたいと思って書きました。

気がついたら毎日、炭酸ジュース

気がついたら毎日、炭酸の甘いジュースを飲んでいました。のどを通るシュワシュワ感、爽快感にストレスが全部、吹っ飛んでいくのがたまらなかった。最初は1日1本。仕事の合間に飲むのがちょうどよかった。

徐々に本数が増えていく。仕事が終わると疲れすぎてデスクから動けない。仕事終わりに、帰るためにカラダを動かすエネルギー補給に、また1本。帰宅したら、お家のことをする。カラダを動かすために、また1本。それが日常になっていました。
そんな生活を続けていたころケガをしました。そこで鍼灸治療に出逢い、養生(ようじょう)という言葉を初めて耳にします。そこで初めてじぶんの異常さに気がつきました。

炭酸ジュース断ち

このままでは確実にヤバい。そう感じ、「今日から炭酸ジュースをやめよう」そう決心しました。代わり炭酸水を用意し、苦しい時期もありましたが、炭酸ジュースを断つことができました。

3か月ほど経過してカラダには良い変化を感じました。起床時の目覚めのよさ、頭のなかがクリアになる、生理痛の緩和。もう炭酸ジュースなんて飲みたくない!そう感じるほど順調。炭酸ジュースを断ってから6か月経過したころ、順調だけど、なぜかこころは灰色。そんな日がぽつぽつありました。

決めてはストレス

こころの灰色の理由がわからないまま過ごしていたころ、職場の人間関係でトラブルが起きました。私は強いストレスを感じ、その日、職場を出る途中、私は、正面玄関入口を出て右側にある、いつも炭酸ジュースを購入していた自動販売機の前に無意識に立っていました。「もう6ヶ月以上もやめているから1本ぐらい大丈夫だろう」そう思って購入した炭酸ジュースが、その時の私のこころを救い、カラダを虫食み始めました。

失敗

この日のジュースを飲んだことをきっかけに、またどんどんジュースを飲む量が増えていきます。ジュースを買うたび、飲むたび、自己嫌悪。じぶんが本当に嫌になる。意志が弱い?何がいけないの?負のスパイラル。3か月も経たないうちにカラダからはSOSが出ていました。片頭痛、生理痛、不眠。頭のなかのクリア感も、目覚めの良さも、もうありません。

じぶんを見つめ直すきっかけ

じぶんを見つめ直すこと無く、無計画にジュースを断ったことが失敗の原因。私はストレスを解消する”方法”を甘いジュースを飲むことだけに頼っていたことに気がつきました。楽しみがない。こころの灰色の原因だと感じました。ジュースと共に、じぶんを見つめ直すスタートが始まります。ヨガ、ピラティス、陶芸、園芸、めい想、大人のぬり絵、数独、ウォーキング、太極拳、プール、マシーントレーニング、SUP、シュノーケリング…more!ストレス解消に趣味を持とうと、いろいろ挑戦しますが、まぁ飽きっぽいこと。どれも続かない、それでも挑戦し続けて分かったこと

私には、

  • 細かくリフレッシュ時間を取ることが重要
  • ストレス解消の方法は多いほうが良い
  • 呼吸が浅くなる傾向がある
  • ストレス解消方法は、外に出る楽しさと、ひとりお家で楽しむ両方が必要。

引き算で許容範囲を知る

ジュースを飲んでもいい、飲んでもいいから量を減らすことを目標に、飲む時には条件を設けました。

条件

  • コンビニや自動販売機では買わない
    (理由:コンビニ、自動販売機は24時間ずっとそこにいてくれます。スーパーは営業時間が限られているので、飲むならわざわざスーパーに買いに行くというミッション性をつくりました)
  • ストックを置かない(理由:すぐ手の届くところには置かない、これは鉄則です)
  • 飲む時の最初のひとくちは炭酸水に置き換える。シュワシュワ感がほしいだけなら、案外これでなんとかなることに気がつきました。
  • 甘さ質を変えてみる。炭酸水、ショウガ、はちみち、リンゴでじぶんなりのジュースを作って飲んで楽しんでいます。
  • ロング缶、レギュラー缶、スリム缶、ミニ缶と徐々に量を減らす
  • 最後のひとくちは必ず捨てる
  • 飲んだ理由と量を書き留める(じぶんの傾向が見えます。じぶんの特にストレスに感じることを客観的に知る良いツール)

失敗から学び、3年以上経過。現在は、週に1本スリム缶を飲んでいます。これは1週間、頑張った私のご褒美。飲んでも罪悪感なんてありません。むしろ必要あるリフレッシュ方法のひとつとして考え、視点を変えてみています。

まとめ

以上、お灸ガールの甘いジュース漬けの大失敗から回復までを赤裸々、告白。回復にはじぶん自身の工夫がめちゃくちゃ大事です。ここをしっかりと行うことが回復へのプロセス。あの時の私に言いたい、私がダラしがないわけでもない、自己管理できてないわけではない、むしろ私はしっかり者。ストレス発散方法を知らないだけの不器用さん。この経験は私がじぶんのカラダを大事にできた良い失敗です。同じ境遇のひとにこの気持ちを届けたい。そう願って、書きました。

 

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